軽トラ簡易ヒッチ製作 その1

  
 軽トラックの後のアオリに引掛けて、薪割り機を牽引する簡易型ヒッチを作ります。

 一般的に自動車の走行にかかる抵抗力として大まかに
 ・空気抵抗
 ・勾配 ( 坂道 ) 抵抗
 ・加速抵抗
 ・車輪の転がり抵抗
 の4種類があります。ここらは私の現職時代仕事でやっていました。今回は薪割り機を牽引することだけを対象にしますから、最後の「転がり抵抗」だけを考慮します。 
 
 車輪の転がり抵抗力は、車両総重量に転がり抵抗係数 μ (ミュー) を掛けて出します。転がり抵抗係数は路面の状態で左右され、

 総重量300kg の薪割り機を牽引するのに必要な力 P は
 アスファルト・コンクリート舗装面   μ = 0.015   P=5.4kg 
 手入れの良い砂利道          μ = 0.03     P=9.0kg
 石の多い凸凹道            μ =  0.08  P=24.0kg
 土の道                μ = 0.20        P=60.0kg
 乾いた砂地              μ =  0.25       P=75.0kg
 
 児童公園の砂場ないしは海岸の浜を薪割り機を牽引して走るとは思えないので、最後の条件は外すとして最大 60kg の牽引力が必要となります。


従って設計条件としては
 ・牽引対象物はエンジン式薪割り機 ( 重量300kg未満 ) 
 ・牽引走行は民地内部の平坦な場所で時速10km未満
 ・牽引荷重 ( 水平荷重 ) は 60kg 程度、ヒッチボール鉛直荷重も30kg 程度。
 ・衝撃荷重は考慮しません。
 で設計、製作します。

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KTraHitch_1.jpg
材料

 材料は鋼管パイプ φ31.8× t=1.6
          φ25.4× t=1.2
      鋼管角パイプ □50×50 t=2.3
    等辺山形鋼  L-50×50 t=3.0
      鋼板           t=4.5 W=75
                       t=3.0   W=16

KTraHitch_2.jpg  KTraHitch_5.jpg
2D曲げ              3D曲げ

 ヒッチ取付け脚用の φ25.4 鋼管は人力パイプベンダーを使って曲げます。今までは2D曲げしか行っていませんが、今回3D曲げ加工に挑戦です。
 両側の縦パイプを90゜に曲げて平行とした底辺のパイプを水平に曲げます。


KTraHitch_6.jpg  KTraHitch_8.jpg
取付け確認

 この時点で軽トラに合わせてみて寸法の確認をします。
 荷物満載で沈み込む事を前提に、元の高さを50mm短くしましょう。
 リアゲートを挟み込む厚さは仮寸法で丁度良いかな。
  
KTraHitch_9.jpg  KTraHitch_14.jpg
連結パイプ端部           溶接

 左右のヒッチ取付け脚パイプ連結用のパイプ端部は、サンダーで削り出して複雑な曲線部の面(つら)に合わせます。
 1.2mmの薄肉同士の溶接です。電流 45A で母材に穴を開けないように注意深く行います。


KTraHitch_17.jpg  KTraHitch_18.jpg
対象物に押し当てて            ケガキ入れ
  
 正確な名前は忘れましたが、数年前ニューヨーク郊外のホームセンターで購入した「櫛形定規」です。
 ヒッチ取付パイプ中央の曲線部に押し当てて、反対側の曲線をヒッチボール基板( 鋼板  t=4.5 W=75 )に写し取り、グラインダーを使って形に切り取ります。
 

KTraHitch_11.jpg
ヒッチボール基板溶接

 ヒッチ取付け脚パイプは肉厚 t=1.2mm 、ヒッチボール基板は t=4.5mm と肉厚が異なるため基板母材の溶け込みをメインに偏った溶接棒運びで溶接します。溶接電流 75A です。


KTraHitch_15.jpg
本日のビード


KTraHitch_16.jpg
ヒッチ取付け脚パイプ完成


 久し振りのパイプ構造の薄肉溶接でした。緊張したな~
 やっぱりパイプ構造は、線形が滑らかで美しいな~

 続いてリアゲート引掛け部を作ります。





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街で見かけたハイラックス その6 +タンドラ

    
  隣町のホームセンターの駐車場でハイックスに出会いました。
 
 2ドアエクストラキャブ、4人乗り四駆ワイドボディです。


Hilux1701.jpg
左 私のハイラックス、右 今回出会ったハイラックス

 何でも外してしまう私と違って、殆どオリジナルのまま乗っています。
 ホイールはオリジナルアルミホイールにブリジストンデューラーを履いています。

 後面の「TOYOTA」ロゴ、側面の「HILUX」ロゴはオプションでしょうね。



Hilux1702.jpg
後姿

 ステップバンパー、スタイリッシュガードバー( 鳥居 ) などはそのまま付いています。
 特注のヒッチボールは2インチアメリカ仕様。水上バイクを牽引しているそうです。
 体格の良い若い男性がオーナーで、バギーを荷台に積んでも出かけるそうです。 


Hilux1703.jpg


Hilux1704.jpg
側面

 長~いなぁ。カタログ値全長5.04mに加えて牽引ヒッチが0.20m、合計5.24m !
 最小回転半径 6.6m です。最大級のRV ランクル200でさえ 5.9m だから、いかに小回りが利かないか分かります?
 因みに私のWキャブでも最小回転半径は 6.1m 。


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 こちらはその数日後、内陸部茂原近郊で出会ったトヨタ タンドラの第一世代。私のハイラックスと同年代か。
 北米のみで販売されているフルサイズピックアップトラック、ハイラックスより一回り大型。当然左ハンドル。


Tundra1701.jpg
正面
    
 全幅 2.02m 広いなぁ。純正グリルは外されていて、ヌルッとした外観だ。

 押し出しのある部品が外してあるため、カタログ寸法より小さく見える。

Tundra1702.jpg
サイドビュー

 全長は5.85m ! 長いなぁ。 


Tundra1703.jpg
ベッドエクステンダー

 日本の車としては珍しい「ベッドエクステンダー」が付いています。しかも常時使用しているらしい。

 これより新しい第二世代の車や最新型の第三世代の車は、たまに出会いますが初代の車は初めて見ました。








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2年物原木回収

 
 viviさん主催の茂原近郊での薪狩り、伐採後2年余り放置されていた原木です。
 平場に2m位にカットされた原木が3段に積んであり、しかもトラックが入る空間を開けて列が出来ています。なんとイージーな現場なんだ。


HMakigari_2.jpg
積み上げた原木


HMakigari_4.jpg   HMakigari_9.jpg
含水比36%         含水比32%

 2年間放置の結果丸太のままで含水比32~36%です。( 一般的に生木の含水比は60~100% ) これなら割った薪なら1ト月で使用可ですね。



HMakigari_3.jpg
玉切り

 私以外にはいすみチームの若い人のみ参加の小パーティー。

 結構規則的に積んであるので、手元に表れた丸太を玉切りするだけ。
 無駄な労力を一切使わない。



HMakigari_1.jpg
本日の獲物


 今回は切り玉を差し枠満杯にゲットできました。

   viviさん、積込みお手伝い有難うございました。




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ピザ窯床用溶岩プレート補強

   
 昨年来薪ストーブでピザを焼いています。

17Stove_A1.jpg  17Stove_A11.jpg
溶岩プレート                陶芸用棚板

 昨年愛用していた、富士山の溶岩を板状に切断して作った「溶岩プレート」は厚さも20mmと手ごろで中々使い勝手が良かったのですが、数回使用後 直に割れてしまいました。一枚5,000円程度しました。

 今シーズンに入り、新たに陶芸用の「棚板」というものを探して使ってみました。これも一枚5,000円ほどです。陶芸家が作品を焼成する時に、窯の中で作品を積み重ねるセラミック製の板で、厚さ10mmです。耐熱温度は1,400゜あり、強度も十分です。
 ただ薄い分温度の上がりが速いため、ピザ台の下面ばかり黒く焦げ中身は余り熱が通らない欠点もあります。


 そこで割れた溶岩プレートを鉄の枠で固定し、復活させる作戦です。

 
17Stove_A3.jpg
材料

  材料はL形鋼      L25×25 t=3.0 
        フラットバー W16× t=3.0 


17Stove_A9.jpg  17Stove_A10.jpg
枠分の寸法を切り落とし                          鋼材斜め切断

 電動サンダーの刃を石材用に替え、3cm程度切り落とします。溶岩プレート素材は結構スカスカで簡単に切れました。
 
 鋼材はバンドソーを使用して45゜で切断。


17Stove_A5.jpg
開先加工

 小物と言えど開先はしっかりと取ります。単なるV形開先ですが・・


17Stove_A6.jpg
完成

 この半年は肉厚溶接ばかりでしたから手棒溶接機ばかり使用していました。
 今回は t=3.0mm と薄厚ですから半自動溶接機で溶接します。溶接ワイヤーφ0.9mm、溶接電流 110A です。



17Stove_A7.jpg  17Stove_A8.jpg 
五徳              溶岩プレート乗せ

 炉内温度が上がり薪が「オキ」になった頃を見計らって、以前作った五徳を置きます。
 続いて今回製作した溶岩プレートを載せてドアを閉め、温度が上がるのを待ちます。


17Stove_A13.jpg
加熱中

 4,5分もすると生地の周囲に焦げ目が入ります。ここでピザピールを使って一旦取り出し180゜回転して再び加熱します。

 表面のチーズが解けてジクジク言いだし、具材の端に少し焦げ目が入ったら食べごろです。



17Stove_A14.jpg
完成


 素早くカッター目を入れて食べましょう。

 今回は1枚しか焼いていないので、何の問題もなく出来ました。生地の焼け具合や具材の加熱具合も丁度良く、美味しくいただきました。

 これが3,4枚と沢山焼いた時に上手くいくかどうかですね!?






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チェーンソーの目立てのち薪狩り

 
 3月並みの暖かさになった週末、ゴン太さん主催の屋敷森伐採木の回収薪狩りです。昨年末から3回目の催しで、仲間7名のパーティーでした。

 今まではホームセンターで有料で頼んでいたチェーンソーの「目立て」ですが、先日サービスが廃止されてしまいました。
 やむなく自分で目立てをします。まづは薪先輩からノコギリの目立て講習です。
 

GMakigari_1.jpg
チェーンソー目立て

 刃口直径4.0mmの丸ヤスリを使い、あて角30゜です。

 指先で触れてみると確かに鋭くなっています。


GMakigari_2.jpg
差し枠ハイラックス

 ハイラックスは1シーズンぶりの差し枠取付です。農場ハイラックスのお出ましです。
 更に前回同様エンジン薪割り機を牽引して現場まで走ります。



GMakigari_3.jpg
チェーンソー保護ズボン

 今回はチェーンソー保護ズボンも新調しました。回転しているソーチェーンが接触すると、内部に縫い込まれたアラミド繊維が引き裂かれ、チェーンに巻き付いて回転を停止させるというものです。これでいくらか安心して作業できるかな。

 しかも目立てたばかりなので切れ味が良い。
 以前記載したように、オガ屑が噴水のように上がっている!

 相変わらず私の担当玉切りは中小口径の伐木ばかりですが・・・


GMakigari_4.jpg
大口径玉切り

 若い人は直径80cmもあろうかと言う大口径木の切断です。力があふれている。



GMakigari_5.jpg
エンジン薪割り機

 作業は玉切り係と薪割り係に分かれて行います。
 前回割り担当だった私は、今回は玉切り担当です。

 
GMakigari_6.jpg
今回ゲットした薪達





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プロフィール

クラフト親父

Author:クラフト親父
土木一筋45年後現在リタイア
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