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セーリングウェア&ギア 暖かい季節編

 
 ディンギーセーラーは季節毎に変わる天候に合せて着る物を取り替えます。トーネードは特に激しい環境に曝される為、日々の移り変わりには敏感に反応してウェアを選びます。

 私たちが対象としている水温は海面下5~60cmの水温です。そうです、落水をして掴まる物も無くライフジャケットの浮力だけで立ち泳ぎをするときの腰から下の水温です。
 真夏でも少し沖に出ればこの層の水温は表層よりも随分低く感じます。真夏と言えども長く浸かっていると下半身から冷えてきます。ここに10~20分程度は問題なく居られるウェアを着用します。

 更に海水は温まるのが遅く冷えるのも遅いため、季節よりも1~2ヶ月は遅くピークが来ます。5月のゴールデンウィークでも海水温はまだ冷たく、11月の初旬では気温より暖かいことがあります。

 今回は「こんなものを着用しています(前編)」をご紹介します。
気温及び海水温が高い季節から低い季節順にご覧に入れましょう。

11Wtrapi_3.jpg  ShortJohn_1.jpg
ラッシュガードのみ着用                 ショートジョン   .

 真夏の極く猛暑日は「ラッシュガード」と呼ぶ水着生地で出来たTシャツと薄手ナイロンズボンだけで乗ります。
 それ以外の暑い日は「ショートジョン」と呼ばれるノースリーブ半ズボンタイプのウェットスーツを着用します。 
近頃このタイプの競泳水着をよく見るようになりました。水の抵抗が少ないんだそうです。


Spring_1.jpg
  Tor7.jpg 
スプリング            スプリングでセーリング  .

 初夏或いは秋口つまり今頃には「スプリング」と呼ぶウェットスーツを着ます。半袖半ズボンで2mm厚さのものが一般的です。


SeaGull_2.jpg  SprayTop_1.jpg  
シーガル               スプレイ・トップ

 春と秋の結構長い期間着用するのが半袖長ズボンタイプの「シーガル」と呼ばれるウェットスーツです。生地の厚さも2mm、3mm或いは部位によって2,3mmを使い分けたもの等バラエティーに富んでいます。オプションで両袖のエクステンションもあります。
 スプリングでもシーガルでもそれだけで乗艇することもありますが、その上に「スプレイ・トップ」と呼ぶ防水地のスモックを着る場合が多いです。
 ウェットスーツは素材にネオプレンゴムを使う為黒色であることが多く、落水したときなどに水面と区別が付きづらく発見されにくいものです。
 それを避けるために一番外側に着用するウェアは赤、橙色、黄色等の派手なウェアを着ます。

 ヨットビギナーに最初の一着として薦めるのもこのシーガルです。
これ一着にラッシュガードやスプレイ・トップの組み合わせでかなり長期間対応できます。
私達もこのシーガルを購入するときは結構気を入れて買います。寸法を採ってオーダーメイドしたりもします。


Harnes_3.jpg  Mimiate_1.jpg 
トラピーズハーネス              ゴーグルと耳あて     .

 トラピーズハーネスはワイヤーで体重を吊るために体を包むように着けるものです。
ちょうどへその辺りにフックがあり、これを艇のマスト途中からぶら下がっているワイヤー先端のリングに引っ掛けます。二枚下の写真参照。
 たまにフックを掛けるのを忘れて艇の外に躍り出る輩がいますが、そんなときは落水してアッという間に50mくらい後方に行ってしまいます。

 トーネードは船体が細い為、波に突っ込みます。クルーから見ると「水の塊がぶつかってくる」と表現できます。
目でも耳でも口でも所かまわずに海水が入りこみます。それを防止するために目にはゴーグル、耳には耳あてが必須アイテムです。口はしゃべらなければよいのですが、鼻はどうしようもありませんね!?

 
SpinUp_1.jpg
スピンアップ

Trapi_1.jpg 
 スピントリム

 今日は台風17号と18号の来襲の間を縫ってのセーリングで、風はそこそこ波は殆どない一日でした。
明日来る台風による被害がなければよいが・・


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銀杏拾い

  
 暑く長かった夏も9月の末ともなると、気温が下がりさすがに秋めいてきます。
 今年は例年より遅れた気もしますが、イチョウから銀杏の実が落ちてきました。毎朝ポロンと散歩する公園や大学の構内にも独特の臭いにおいを放っています。

Ginnan_1.jpg  Ginnan_3.jpg
 地表面は銀杏だらけ               ゴム手は必須
 
 朝の6時と言えども大粒のものは先に拾われてしまい、小粒のものしか残っていません。
ブログには掲載できませんが、私は皆さんの知らない極秘の銀杏ポイントを知ってます。


Ginnan_4.jpg  Ginnan_2.jpg
種だけを取り出します          ポロンは穴を掘ります

 実の外側の果肉の黄色い部分は強烈な悪臭を放ちます。
私は現場で小枝で果肉の片側を押し付けて反対側に種だけを出し、果肉は残しています。


Ginnan_6.jpg  Ginnan_5.jpg 
水に浮かぶものは取り除きます。       金網に入れてよく洗います。

 水でよく洗い出します。この時水に浮かぶものは中身がスカスカですから取り除きます。
金網に入れてよく混ぜ、種にこびり付いた果肉も剥がれるまで洗います。
この時までゴム手が必要です。

Ginnan_7.jpg 
二日ほど天日で乾燥して出来上がりです。


Ginnan_8.jpg  Ginnan_9.jpg
紙の封筒に入れて             電子レンジでチン

 ごく普通の紙の封筒に入れて口を二回折り曲げます。中で銀杏が爆ぜ飛び跳ねて折口を空けようとする為、二度折りは必須です。
 もし可能なら種の数を数えておくのもよい方法です。パンパンと爆ぜる音を数えて全数が爆ぜたら終わりです。
 そんなに凝らなくても1分程チンすればOKなんですが・・

Ginnan_10.jpg 
日本酒の肴にぴったりです



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フラワースタンド三輪車製作 後編

 
 前回は三輪車のタイヤ部分3本を作りました。
今回はフレームと荷台を作り、全体の組み立てです。

 PipeBender_13.jpg   ボール盤_1
鋼管φ16はパイプベンダーで曲げます。      前輪フォーク取り付け穴明け   

 メインフレームは鋼管φ16× t=1.0mmを用います。 前輪フォーク取り付け穴明けは精度が必要な為、卓上ボール盤を使って行います。
 荷台フレームは鋼管φ10× t=1.0mmで、中央部でメインフレームを溶接しています。1.0mm厚同士の溶接なんて手棒溶接機では考えられません。半自動溶接機を買ってよかったと思う瞬間です。荷台フレームの両端部を垂直方向につぶしてφ6.5mm穴を明け、車軸受けにしました。


三輪車フレーム2   三輪車フレーム
フレームのみ                 前後輪をつけたところ

 前輪フォークの車軸受けも後輪と同じくパイプをつぶして穴を明けました。この方法は本物の自転車を見て同じ方法を採用しました。 「つぶす」と言う工法のお陰でパイプ材の使い勝手が数段良くなりました。


三輪車荷台   三輪車ビード2
荷台つくり                  本日のビード(溶接痕)

 荷台はフラットバーW=30mm×t=1.6mmを直径30cmに丸め、内側に丸棒φ6.0mmをスノコ状に縦5本溶接しています。
フラットバーには2ヶ所後車軸貫通穴を明けて、ここを車軸丸棒φ6.0mmを通しています。


三輪車荷台2  三輪車塗装バラ
全体組み立て                ばらして塗装

 荷台のリングは四分六の割合で前側に多く荷重が乗るように偏芯させています。
庭にあったバラの10号鉢(直径30cm)を試験的に載せてみました。安定しています。

 最終工程は塗装です。ごく普通のオイルペイント白を塗りました。ばらして一度塗り、数時間置いて組み立てた後に二度塗りをしました。


三輪車完成0
これで完成です


三輪車完成1  三輪車完成2
メインフレームから吊り荷台          後車軸取り付け部

 着手前に東南アジア製の市販のものと明確に区別する為に、可動式の車輪やハンドルの採用をきめましたが、途中から少し疑問に思いながらもそのまま製作しました。
 出来上がってみて鉢を載せたとたんに、「車輪なんて廻らなくても全然問題ない・・・・」とも思いましたがそこは純粋な趣味仕事。妥協はありません。今後もこの路線で行きましょう。 

三輪車鉢置き
鉢花を置きました 

 
 


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 異常気候と言われているここ数年ですが、この二週間くらい連日天候が不安定な日々が続いています。今まで快晴だったのに突然土砂降りの雨になったり、晴れているのに雨が降ったり、雷が鳴って突風が吹いたりと・・
 日本中あちこちで予想も付かない被害が出ています。

Rainbow_0.jpg 
昨日の虹

 そのせいか二日連続で虹が出ました。虹なんて見るのは久しぶりです。夕方の同じような時刻なので見える方角は大体同じです。   
 手元に古く画素数の少ないカメラしかありませんでしたが、急いで撮りました。ズームを最広角にしてもこんなにしか撮れません。残念・・


Rainbow_1.jpg  Rainbow_2.jpg
今日の虹

 今日も朝から雷が鳴っていたり、ゲリラ豪雨が降ったりだいぶ不安定な日でした。
日中の雨も止んで来て少し太陽が出た夕方に再び虹が出ました。今日の虹はリングが二重です。
仕事の手を止めて思わず見入ってしまいました。

Rainbow_3.jpg 
二重の虹の間を飛ぶ飛行機

 丁度飛行機が飛んできました。飛行機からは虹ってどんな風に見えるもんでしょうか?

「虹」っていうと皆さんはどんな歌を思い出しますか?
私は Lionel Richie のThree times a Lady です。ちょっと悲しい歌ですが、歌詞の内容が素敵です。



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ハルフライ

 
 一般のモノハルヨット(単胴艇)は風を受けると風下に傾いていきます。
カタマランヨット(双胴艇)も同様に風下に傾きますが、外見上顕著に異なることがあります。
それは風上側のハル(船体)が水面から離れて空中に高く上がることです。
 カタマランの世界ではこれを「ハルフライ」と呼んでいます。

 他艇種では味わえない超高速スピードとハルフライこそがトーネードの魅力です。

HullFry_11.jpg 
ヒールアングル(傾き角) 45゜ 足元高さ2.1m

 稲毛海域では息継ぎが無く強風が吹き続け、波も立ちにくいオフショア(陸からの風)が吹く冬場がチャンスです。
片ハルが水面から離れる時抵抗が半分になるので、より高速での帆走が可能となります。


HullFry_7.jpg   HullFry_8.jpg

 実際は風下側のハルの抵抗が大きくなっているので、上の写真のようにヒールを体重で押さえつけて風上ハルが水面からほんの少し浮上する状態の艇速が一番早いです。

 ただ空中に高く舞い上がるハルフライのほうの爽快感は比べようも無くすばらしく、また見た目にも派手なのでどうしてもハルを高く上げたくなります。 


hullfry_1.jpg     HullFry_13.jpg
雨が降ってもハルフライ         ピーカンの夏場ももちろんハルフライ


HullFry_2.jpg   HullFry_3.jpg



HullFry_4.jpg 
逆光に浮かぶハルフライ


Sydney2.jpg   Sydney1.jpg
シドニーオペラハウス前のハルフライ       ハーバーブリッヂ前のハルフライ

 JPN-24号艇は2000年シドニーオリンピックでオーストラリア代表として銀メダルに輝いた名艇です。縁があって稲毛に来ました。
 日本でも毎週末素晴らしい走りを私たちに見せてくれます。



HullFry_12.jpg 
オンボードカメラで撮影  半ズボン裸足が筆者

 上の写真はフォアステーワイヤー下に装着したカメラで撮影したものです。取り付け金具はもちろん自作です。
 しかも艇のタック、ジャイブに合わせてカメラも首を振る優れものです。
 クルーの手中には無線リモコンスイッチがあり、シャッターチャンスをうかがっています。 ベスト映像がこれです。思わず笑みがこぼれます・・


Tor120915.jpg  雨柱_1
弱風の退屈セーリング                      雨柱    ,


 今日は沖縄九州に来ている大型台風の影響で一日中不安定な天候でした。
陸地の一部分だけの集中豪雨は、海上から見るとそこだけが真っ暗な「雨柱」にみえます。
セーリングを終えて帰宅すると自宅のあたりもゲリラ豪雨でした。


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フラワースタンド三輪車製作 前編

  
 おしゃれなのフラワースタンド三輪車を作ります。
ホームセンターなどで3,4千円で売っている東南アジア製のものと、明確に差をつけるために次の点は譲れません。
  ・三つの車輪は回ること
  ・ハンドルは回ること
  ・後からでも良いが前輪にペダルを付ける

三輪車材料  三輪車_2
材料:Φ4,6,9mmの丸棒、Φ10,19mmのパイプです  前輪直径35cm、後輪25cmに曲げます

 いつもの通り材料はホームセンターで普通に買えるものを使います。Φ4mm丸棒とパイプはメッキしてあります。メッキ材は後々錆びないので良いのですが、多少値段が高いです。
どうせ最後は塗装しますから黒皮生材でも構わないんですが・・



三輪車スポーク  三輪車_1 
車軸受用高ナットにスポークを溶接        半自動溶接機が活躍    ,

 車軸受(ベアリング)部はスポークを5,6本集中溶接するため、肉厚の高ナットを使用します。 前輪のスポークは6本、後輪は5本です。
一輪の前輪スポークは偶数なので3本づつ左右から溶接する懲りようです。



三輪車_3  三輪車ビード
後車輪完成              今日のビード  

 少し長めに作っておいたスポークをリングに合せて切断します。
真芯に軸受けが来る位置を出して溶接します。これが結構大変。五方向にスケールを当てて微調整です。




三輪車タップ  三輪車後車軸
車軸棒ネジ切り             車軸の取り付け

 Φ6mm丸棒の両端部にダイスを用いて雄ネジを切ります。使用材料はすべて軟鉄ですから切削油(ただの機械油)を垂らしてやれば簡単にネジ切りが出来ます。



三輪車_4  三輪車ポロン
車輪のみ出来上がり             作業を見学中  

 三つの車輪を並べてこれから作るフレームをイメージします。
私の場合 溶接で物を作る時、大まかなイメージのみと主要な部材寸法を決めておき作業の進捗に合せてその都度決めていくことが多いです。
 興味深々のポロンですが溶接スパークを直接見て目をやられないように、少し離して繋いであります。
 


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プロフィール

クラフト親父

Author:クラフト親父
土木一筋45年後現在リタイア
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