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台風対策 2018

 
 記録破りの酷暑が3週間も続いたと思えば、今度は大型台風の到来です。それも進路が普段とはかなり異なって、何と伊豆諸島の海上から西に進む予報です。
 高潮により多数の艇が流出したり損壊した昨年秋の台風の事が記憶に甦ります。私達の艇に実害はなかったものの、装備品コンテナーが流されて一部は行方不明のままです。

 今回はこの稲毛ハーバーでは高潮による被災が一番低いとされている海側のバースに一時移動避難です。それでも直ぐ目の前は海ですから、高波はモロかかって来ます。

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契約バース
 
 普段陸置きしているバース (区画) はヤードの一番陸寄りの場所ですが、地盤沈下により標高が下がっていて高潮が入り易くなっています。比較的雨風の少ない午前中に移動してしまいましょう。時間のとれた4人掛りです。


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 船台ごとガラガラ転がして行って、後はもぬけの殻です。
 流出しても良い ( 流出した方が良い? ) ガラクタは残しましょう・・


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海寄りバース
 
 稲毛ヨットハーバーでは利用客が激減し、艇の保管区画バースはガラガラです。しかも明後日から大学のヨットレースが各地で行われる予定で、学生チームが遠征で居ないため、バースは更に空きが多く選び放題です。
 ただこちら側のバースは長さが 5.0m しかなく、全長 6.0m +突き出しスピンポールを持つトーネードではかなりはみ出ますが、一泊二日ですから良いでしょう。しっかりと固縛します。

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24号艇

 先週デスマスト ( 帆走中マストが倒れた ) した24号艇はマストが流出しないようにしっかりと括りつけます。


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対策万全
 
 台風は今晩がピークで、明日日中は復旧作業が出来そうです。
 稲毛にも他の地域にも、災害が出ないことを願います。特に西日本豪雨の被災地には、余り雨が降らないでもらいたいものです。

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装備品コンテナ一時移動避難


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青潮
 
 外の海面は一面がエメラルドグリーンになっていました。「青潮」です。
 台風と関係があるんでしょうか?




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ヨットレース用腕時計

 
 ヨットのレース用に作られた腕時計があります。

 ヨットは海上で止まることは出来ません。特に私の艇「トーネード」は高速帆走のみを目的に作られた艇種なので、海上では常に走っています。
 それでヨットレースの一般的なスタート方法として、予め決められた時刻にスタートラインを横切ることでスタートしたとみなされます。多くの場合スタートラインは本部艇とマーク艇の見通し上とされ、スタート時刻は5分前に予備信号として本部艇上で発せられます。予備信号は信号音と信号旗の掲揚でなされます。
 レース参加艇はこの予備信号を見落とすまいとして、本部艇の周囲に集まって来ます。さらに予定時刻ピッタリに最高スピードでスタートラインを切ろうとして、自分艇の位置を逆算し壮絶な位置取り合戦となります。
 また急ぐあまり僅かでも早くスタートラインを横切れば、失格となってしまいます。

 こんなレーススタートの為だけに作られたのが「ヨット用腕時計」です。普通の時計にストップウォッチ機能を充実させ、手袋を嵌めていても簡単に操作できるようになっています。
 

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セイコー ヨットタイマー 「シルバーウェーブ」

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裏側の音響溝
 
 腕時計がデジタル化されて間もない頃の製品です。これが世に出る以前は防水のストップウォッチや針式の時計に回転ベゼルを合わせて使用していました。私は販売されて間もない1981年 ( 37年前 ) に購入。当時3~4万円した記憶があります。
 ベゼルを回してモードを選び、ボタンで開始・停止をしていました。定刻30秒前からブザー音で知らせてくれる優れ物で、しかもケース裏側に刻まれた深さ 1.0mm 位の溝により小さな音を増幅させて、風や波の音の中でも良く聞こえました。
 20年位使い続けヨットの色々な所に擦ったりぶつけたりし、飾りが剥がれたりしてボロボロになってしまいました。途中ベルトを2~3回取り替えて、最終的には液晶表示が壊れてしまいました。

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ロンスタン セーリングウァッチ 「クリアースタート」
 
 次に購入したのがこれ。オーストラリアのヨット用品メーカー、ロンスタン社のものです。2003年に他の部品とともに直輸入。8千円位でした。世界的なヨット部品メーカーの製品だけあって、抜群の使い勝手でした。15年間使用し傷だらけでしたが、今年に入りベルトが切れてしまいました。一体成型の物なのでベルトだけの交換が利かず、やむなく引退。



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カシオ #2926
 
 そして今回入手したのが、これ。ネットで購入したカシオ海外モデルのヨットタイマー#2926 、何と2,700円。ケース裏側にMade in China の刻印、「海外モデル」って何だ? 今一つ怪しいがちゃんと動いているからいいか!? 説明書は英語、スペイン語、ポルトガル語、繁字中国語およびアラビア語( 推定 )。
 指定時間で逆算ストップウォッチモードはしっかり付いているし、最後の10秒間はブザー音で知らせてくれる。ただし音量が小さく、波と風の中で聞こえるかは疑問。
 経度登録による月齢計、潮位計( タイドグラフ ) や二ヶ国時刻表示( デュアルタイム )も付いている。私にはデュアルタイムは便利だ。
 40年前 4万円した機能が現在3千円だ! 余り頑丈そうとは思えない外殻だし、耐久性を含めての使い勝手はこれから評価するとしましょう。
 私にとっては最後のヨットウォッチになるでしょうし、10年はもたなくても良しとしましょう。




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デル・マール ウォッチ
 
 北米最大かつ世界最大のボート用品店ウエスト・マリンから2000年ころ通販で購入。1万2千円。
 文字盤の文字が信号旗で表示されており、時計部分を上に開くと下側にコンパスが表われる。コンパス自体が透明で、海図の上に置いて使用が出来る。さらにコンパスローズ ( 目盛り枠 ) が自由に回転出来るため、自艇進行方向の測定 ( ベアリング ) が簡単にできる優れ物。
 ハードなヨットレースには適していません。 


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スイス・カタマランウォッチ
 
 16年前 ( 2002年 ) に購入。ブランド名「カタマラン」で、モデル名「トーネード」ならば買うっきゃない、として衝動買い。20万円弱。これ以前も以降も自分では一番高価な腕時計。もちろん海へは付けて行きません。ドレスコードでスマートカジュアル場面に着用。
 行きつけの時計職人に見てもらったところ「ムーブメント( 中の機械部分 ) は二流品」と酷評でしたが、自分では思い入れて使用しています。






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ジムニー新型車 発売

 
 小型なのに本格的クロカン性能を持つスズキジムニー、四駆乗りならば注目する車です。
 20年振りにモデルチェンジして新型車が発売になり、さっそく見に行って来ました。
 なお解説は私の偏見に満ちたものですから、一般的には参考になりません。

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側面
 
 軽自動車規格一杯の外形寸法を確保した直線部の多い角ばった外観です。
 ガマガエルみたいな形をした小型SUVが流行る中、とても新鮮に見えます。
 極端にスラント ( 前傾 ) してなく、ほぼ平らなボンネットもいいですね~。

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前面               後面 
 
 窓も大きくどの方向もしっかりと自分の目で見て走れます。特に自動車後方が目視出来るのが良いですね。近頃の車は窓が小さく、視認性が悪すぎます。
 下手をすると前方すら見えにくい車がありますね。 えっ、私の視力が落ちただけっ!?

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運転席                   エンジンスターター

 運転席周りはシンプルで必要最小限な感じ、私はこう言うのが好きですね。また現代の車にやたら沢山付いている「小物入れ」もほとんどありません。いいなぁ、こういうの。
 四駆用副変速機は従来のボタンスイッチ式から、直接レバー式に戻りました。本格クロカンですからやはりこれですよ。

 頂けないのはエンジンスターターとリモコンドアオープナー。この携帯式の発信キーは防水性が全くない。海の男はウエットスーツの内側にキーを挟んで海に出ますが、潮を食うと一発で壊れます。使い物にならない。少数の海派の顧客の意見を聞いてよ・・
 
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トランクルーム
 
 後部座席を前に倒すとフラットになる荷室が現れます。突起物も無くほぼ四角形の空間で、使い易そうです。

 ドアが2枚しか無く出入りが大変なのを考慮した上に、後席は狭く大人4人の長距離ドライブはきついでしょうね。しかも後席シートのペラペラ感は否めません。


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サイドミラー
 
 四角いサイドミラーが良いです。
 軽自動車であるジムニーではそんな場面はありませんが、大きなトレーラーを牽引する場合エクステンションミラーを外側に追加する必要があります。既存のサイドミラーにゴムベルトを巻いて取付けますが、近頃流行りの外側に行くほど尖った三角形のミラーだとスポッと抜けてしまいます。
 スズキの設計陣が判っていたとは考えられませんが、良く出来ています。トヨタの新型ハイラックスでさえ三角ミラー採用でがっかりしました。 

 左側サイドミラーの下側に付いたアンダーミラーは何でしょうか? 運転席からは良く見えません。

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エンジンルーム               雨受けモール
 
 私の認識不足でした。エンジンはインタークーラー付きのターボエンジンでした。どうりでパワーがあると思った。エンジンルームに部品がびっしりと詰まって配置されていて隙間が全くない、と言う事はなく多少の余地があります。自分で手を入れてメンテナンスする時に有効でしょうね。

 カタログでも旧型への回帰を謳っていますがその一例が雨受けです。近年の車は殆どが屋根の途中に凹みを入れて、ここで雨を受けていますが、新型ジムニーはふた昔前の手法「レインモール」を採用。これが素晴らしい。
 前後のルーフキャリアの間隔が大きく取れて、長い荷物でも安心して積めます。さらに脚の取り付けが格段に楽で信頼性がありますし、自作も簡単でしょう。アウトドア派にとってはルーフキャリアって結構重要なのですよ。



 最後に車枠のチェックです。


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カタログから
 
 本格クロカン四駆にとって「梯子車枠 ( ラダーフレーム )」は必須アイテムで「命」とも言うべきものです。逆にどんなに四駆性能を謳っていてもモノコック車はクロカン四駆にはなり得ません。ジムニーは立派なフレームを持ってますね。
 梯子の胴木部材 ( 左右両側の縦材・サイドレール ) は鋼板をプレスして形鋼に生成し、上物と下物の合間を縫う様にぐにゃぐにゃ曲げています。鋼構造物の設計に携わっていた者としてはちょっと頂けないかなぁ、応力が複雑になるのでもう少し直線にしたかった!?
 
HiluxLaderFrame_1.jpg  SmallTruckLaderFrame_3.jpg
ハイラックスのフレーム      大型トラックのフレーム

 写真右側の大型トラックのラダーフレームはその名の通り梯子形をしており、全くの直線を呈しています。荷台が平らですからこの形状が可能で、これが構造上一番強度があります。
 左側は新型ハイラックスのものです。やや大型になるので設計上の余裕が増え、曲げ区間が最小で済んでいます。 

 ジムニーのフレームで特筆すべき点は梯子の桟木部材( 左右の胴木を連結する横部材・クロスメンバー ) 9本のうち7本までが鋼管パイプを用いている事です。私と同じパイプ構造の好きな者が設計しているのか?或いは経済的理由か?
 ちなみに私の自作ボートトレーラーの車枠も胴木は角鋼管、桟木は丸鋼管を使用しています。

 色々な小細工も軽自動車の規格寸法内に全てを収めるには仕方ないんだろうね・・

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梯子車枠前部

 車枠最前列はプレス生成の溝形鋼の様な桟木になっています。左右の胴木以外に2か所のステー状の支えがあり、エクステンションに対して十分な強度があることが伺えます。ここいら辺はスズキ設計陣が、「何が必要か、何が望まれているか」を知り尽くしている感があります。
 
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ボルト止め式追加クロスメンバー

 更に不思議なのはXメンバーのひとつ前の「追加クロスメンバー」が胴木にボルト止めであること。エンジン部品の付け外し作業のため、桟木を脱着する必要があるのか?

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後輪コイルスプリング
 
 これも私の認識不足でした。ジムニーって後車軸は板ばね( リーフスプリング )だと思っていました。前の代からトレーリングアーム+コイルスプリングだったそうです。基本は乗用車ですものね。


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梯子車枠後部

 車枠フレーム前後端に牽引フックが溶接されています。ここいら辺を手を抜かないところが立派です。


 色々好き勝手述べましたが、想像通りの良さそうな車でした。定価で 153~198万円です。
 私の車人生「オーラス車」候補の一つに加えましょう。







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稀種 車載トレーラー

 
 2年前に車検場で見かけた車載トレーラーに出くわしたので、追いかけて行って写真取材です。場所は同じ千葉の車検場で、前回はフェラーリを積んでいましたが、今回はマセラッティー4台です。

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SCANIA製

 車台はスウェーデンのSCANIA社製で、荷台はイタリアのROLEO社製です。

 千葉港に陸揚げされた高級外車をここ千葉陸運支局車検場に運び込み、予備車検を受けて日本各地に売られていきます。各地では登録だけですね。

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 後輪の後ろに連結装置がある「フルトレーラー」ですが、セミトレーラーばかりの日本では珍しい型式の上、随所に仕掛けがあるのでブログに取り上げました。

 油圧シリンダが多数付いていて、車を積み込む面「プラットホーム」は積載の状況によって伸び縮みします。操作盤でレバー1本の操作です。

 男の子は幾つになっても機械の仕掛けが好きなものですよ。 えっ、私だけ?


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前面            後面

 最初は付いていなかった後面の三角反射板は、日本の法律に従ってオーナーが自分で設置したそうです。私のと同じ物が付いていました。


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ヘッド車後輪

 ヘッド車 ( トラクター ) の後輪は2軸ですが、なんと前後で直径が違います。

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 連結部               最後尾
  
 ヘッド車後輪の直ぐ後ろに連結装置があります。日本のトレーラーは第五輪に連結している物が大部分で連結・取り外しは簡単ですが、このトレーラーは連結したままです。
 四角形のチューブの先にドローリングが付いており、ここに連結ピンが嵌まるようになっています。驚いた事にこの四角いドローバーはトレーラーに伸縮自在になっており、これも油圧シリンダで積む台数に合わせて操作します。
 たまに車の写真を撮る人は居るそうですが、イの一番に連結部の写真を撮ったのは私だけだそうです( オーナー談 )

 10年前、私が自作のボートトレーラーで車検を取った時に、伸縮式のドローバーで申請し、固定式に指導変更された事が思い出されます。

 
 最後尾の荷台プラットホームもまた伸縮自在で、油圧シリンダを介して出てきます。
 全部の伸縮装置を伸ばして荷台を最大長にすると車両全長は21mになるそうです。




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アメリカ版トレーラー
 
 上の写真はアメリカ・ニューヨーク近郊で見掛けた車載トレーラーです。SCANIA車と同じく後輪の後ろに連結装置がある「フルトレーラー」ですが、荷台の長さ方向は固定式でシンプルです。







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セールバッグ作製

 
 ウイング補修のミシン作業の合間に「セールバック」を作ってもらいました。
 一般にセールバッグと言うとヨットのセールを収納する細長い袋を指しますが、ここではヨットのセール生地で作ったトートバッグを意味します。

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部材切出し
 
 前回アップしたウイングと合わせて一緒に切出します。

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ミシン掛け
 
 ヨットのセールを縫う工業用ミシンで縫います。設計図は製作者の頭の中です。元のセールの夫々の部位の特徴を生かして割付けているそうです。ここは任せて見ているだけ・・

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トートバッグ完成
 
 元セールが付けていたセールナンバー ( オリンピック委員会に登録された通し番号 ) はそのままデザインとして使用。吊りベルトの青と相まってお洒落でしょう?


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袋の口
 
 元セールのボルトロープ ( セールの前縁でマストの溝に通る ) 部分をバッグの開口部に使っています。ここは一番強度の高いところ。
 口を閉めるスナップホックも付いて、使い勝手も良さそう。




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B14 ウイング修理 後編

 
 例年より3週間も早く、しかも6月中に梅雨が明けてしまった関東地方です。
 翌日はカラッと晴れて早くも夏の雲が浮かぶ稲毛の空ですが、ここ一週間吹き続いた南風は収まらず、早朝から 10m/s オーバーの出艇禁止赤旗です。
 気温は午前中から 30゜C を超えていますが、強風のお陰で体感温度は全く暑くありません。木陰に入ると涼しい位です。
 こんな日はあきらめてじっくり腰を据えて艇の補修・修理をしましょう。
  

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夏空とコンディションレッド

 
 トランポリンの縁枠補修用の生地は、古くなって使われなくなったセールを再利用します。
 
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補修用生地裁断
 
 このセールは同じく稲毛で活動している某大学ヨット部から譲ってもらったもので、470級と言うオリンピッククラスのものです。必要なサイズに切り出します。
 
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ミシン掛け

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ミシン掛け
 
 木陰に陣取り、工業用のミシンで縫っていきます。セールやトランポリン等のヨット部品は寸法が大きいため、前後を助手が持ってガイドする必要があります。
 数十年経ったトランポリンと数年酷使したセール生地に染み込んだ塩分が、ミシン掛けによる針で浸み出し糸を伝ってボビンや作動部を汚染します。ミシンが悲鳴を上げ糸が切れてしまいます。その度に分解して綿棒で汚染を取り除きます。結構時間が掛ります。



 ウイング枠を再度組立てます。結合はブラインドリベットを使用します。

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アルミパイプと接続部材           リベット仮り差し込み
 
 現代のヨットでは部材の結合に「ブラインドリベット」が多用されています。脱着を頻繁に行わないヶ所は殆どリベットと言っても過言ではありません。
 軽量で強度があり、安価で施工が簡単と四拍子揃った結合方法ですね。只一つの欠点は撤去するためには既存リベットを破壊するしかない事です。

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リベッター2種             リベット多種
 
 リベット本体は4種類の太さがあり、止める肉厚に合わせて数種類のリベット長があります。また太い2種類のリベットはアルミ製とステンレス製があり、強度を必要とする場合はステンレス製を選びます。
 左上写真の下の黒色柄リベッターはホームセンター等で一般に市販されているもので、φ3.2、φ4.0、φ4.8mm 用です。写真の上の黄色柄リベッターはアメリカのヨット用品専門店から購入したもので φ4.0、φ4.8、φ6.0mm 用です。黒色柄の10倍ほどの値段がしました。

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リベット打ち作業


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リベット打ち終わり             トランポリン取付け
 
 トランポリンの一番外側は袋状で、枠のアルミパイプを包み込んでいます。それ以外の三方はロープで枠パイプに編み込んで固定します。


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完成

 強度も十分に補修が出来ました。今年のキャンプでも素晴らしい走りを見せてくれよ~

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船底補修

 合わせてモノハル( 単胴 ) 艇の修理も行いました。 



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プロフィール

クラフト親父

Author:クラフト親父
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