FC2ブログ

B14 ウイング修理 後編

 
 例年より3週間も早く、しかも6月中に梅雨が明けてしまった関東地方です。
 翌日はカラッと晴れて早くも夏の雲が浮かぶ稲毛の空ですが、ここ一週間吹き続いた南風は収まらず、早朝から 10m/s オーバーの出艇禁止赤旗です。
 気温は午前中から 30゜C を超えていますが、強風のお陰で体感温度は全く暑くありません。木陰に入ると涼しい位です。
 こんな日はあきらめてじっくり腰を据えて艇の補修・修理をしましょう。
  

B14Wing_11.jpg
夏空とコンディションレッド

 
 トランポリンの縁枠補修用の生地は、古くなって使われなくなったセールを再利用します。
 
B14Wing_10.jpg
補修用生地裁断
 
 このセールは同じく稲毛で活動している某大学ヨット部から譲ってもらったもので、470級と言うオリンピッククラスのものです。必要なサイズに切り出します。
 
B14Wing_12.jpg
ミシン掛け

B14Wing_13.jpg
ミシン掛け
 
 木陰に陣取り、工業用のミシンで縫っていきます。セールやトランポリン等のヨット部品は寸法が大きいため、前後を助手が持ってガイドする必要があります。
 数十年経ったトランポリンと数年酷使したセール生地に染み込んだ塩分が、ミシン掛けによる針で浸み出し糸を伝ってボビンや作動部を汚染します。ミシンが悲鳴を上げ糸が切れてしまいます。その度に分解して綿棒で汚染を取り除きます。結構時間が掛ります。



 ウイング枠を再度組立てます。結合はブラインドリベットを使用します。

B14Wing_14.jpg B14Wing_15.jpg
アルミパイプと接続部材           リベット仮り差し込み
 
 現代のヨットでは部材の結合に「ブラインドリベット」が多用されています。脱着を頻繁に行わないヶ所は殆どリベットと言っても過言ではありません。
 軽量で強度があり、安価で施工が簡単と四拍子揃った結合方法ですね。只一つの欠点は撤去するためには既存リベットを破壊するしかない事です。

B14Wing_22.jpg  B14Wing_23.jpg
リベッター2種             リベット多種
 
 リベット本体は4種類の太さがあり、止める肉厚に合わせて数種類のリベット長があります。また太い2種類のリベットはアルミ製とステンレス製があり、強度を必要とする場合はステンレス製を選びます。
 左上写真の下の黒色柄リベッターはホームセンター等で一般に市販されているもので、φ3.2、φ4.0、φ4.8mm 用です。写真の上の黄色柄リベッターはアメリカのヨット用品専門店から購入したもので φ4.0、φ4.8、φ6.0mm 用です。黒色柄の10倍ほどの値段がしました。

B14Wing_18.jpg
リベット打ち作業


B14Wing_20.jpg  B14Wing_19.jpg
リベット打ち終わり             トランポリン取付け
 
 トランポリンの一番外側は袋状で、枠のアルミパイプを包み込んでいます。それ以外の三方はロープで枠パイプに編み込んで固定します。


B14Wing_21.jpg
完成

 強度も十分に補修が出来ました。今年のキャンプでも素晴らしい走りを見せてくれよ~

B14Wing_24.jpg
船底補修

 合わせてモノハル( 単胴 ) 艇の修理も行いました。 



ブログランキング参加中  
にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味の工作へ 
にほんブログ村 
↑ポチっとクリックして下さい

スポンサーサイト
プロフィール

クラフト親父

Author:クラフト親父
土木一筋45年後現在リタイア
B型
文章・写真・図形・映像の無断転載はお断りします

カレンダー
06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カウンター
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR