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大型カタマラン乗艇

  
 以前からネットの記事で注目していた大型オフショアカタマランに乗艇する機会に恵まれ、三浦三崎まで行って来ました。
 憧れのヨットハーバー・シーボニアマリーナを母港とする「Mil Grace」チームのToro34クラスです。

Toro34_2.jpg
シーボニア・浮き桟橋

 豪華な大型クルーザーを係留・陸置きし、敷地内のマンションに住む暮らしってこの上もない贅沢ですね~。ちょっとでもいいからしてみたい・・


Toro34_12.jpg  Toro34_9.jpg
船首                 船尾

 Toro34 は全長34フィートのカタマランでアメリカ製だそうです。何と世界中で2杯しかないんだそうだ。私達の乗っているトーネードの約2倍の全長ですから、面積で4倍、体積で8倍の大きさです。
 ハル(船殻)はFRP製でその他の船体はカーボン製です。驚いたことに一般艇のアルミ・ステンレス部材は全てカーボン、ステンレスワイヤーは全てケブラーロープだそうです。

 セールはケブラー芯材を3D で配置した1枚仕立て。凄いなぁ~


Toro34_3.jpg
トランポリン

 両側のハルを含むとトランポリンの大きさは10畳敷き位あります。しかもハルには深さ50cm位のピットが掘ってあるので体をホールドしやすく安全に乗艇出来ます。加えて居住区背中部分には転落防止ワイヤーが張ってあります。
 フロントビーム前側にもトランポリンがあるため、スピンは左右非対称のジェネーカータイプですがシューターは無く、人力で収納バッグに取り込みます。

 私が操作しているのはスピンシート。どのシートロープも引き込みは直接人力では不可能で、ウインチを介して行います。


Toro34_6.jpg
アビーム帆走

 ジェネーカー張りのアビーム走行です。ハルの前方に這いつくばっているクルー二人、前後方向のバランストリムをしています。決して何かの罰ゲームではありません。細いし滑りやすいので落ちるなよっ。

 この日北東風のオフショア 6~7m/s で波・ウネリも無く、絶好のコンディション。携行したロガーの指針で最高速度は時速44.5km/h 、24.0ノットです。これは速いなぁ~

 水中翼を使用しないでこの速さ、中風だとトーネードより速いかも。私等ももうかうかしていられない・・・・・


Toro34_10.jpg
チェイスボート

 船首が切り立った波切りの良さそうなゴムボートがチェイスボートです。高速カタマランを追い掛けるとあって、70馬力の船外機を付けています。これでクルーの交代や飲み物の差し入れを行います。


Toro34_4.jpg
ジブシートトリム

 艇の艤装や操作は基本的にはトーネードと同じです。トラピースは無く、艤装はトーネードより簡素です。
 ただし絶対的に異なっていることは、一つ一つに掛る荷重が大きく違うこと。艇の大きさからすると5倍以上あっても不思議ではないんですが、普段人力ダイレクトに行っている身としては、面食らうことばかりでした。


Toro34_8.jpg
ハルフライ

 適風を捕えて風上ハルを大きく跳ね上げます。う~ん、豪快だなぁ~。

 そうそう、違う点がもう一つ。トーネードですとハルフライは海面から浮き上がる瞬間から自分の目で見られて、十二分に幸せ感に浸れますが、視界の異なる大型カタマランはそれがない・・・・


Toro34_5.jpg
ハルフライ
  
 一つ上の写真位に傾くと、艇上の状態はこんなになります。結構ナナメでしょう? 風下側に滑り落ちないようにしないと・・


Toro34_1.jpg
今日の航跡

 GPSロガーによる今日の航跡はこれ。

 「Mil Grace」チームのみなさんとオーナーのかた、有難うございました。



動画もどうぞ



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No title

> ブライトリングシーさん

自分でも日本にこんな大型カタマランがあるとは驚きました。
先方も年配者が試乗に参加したことに驚いていましたが・・・

片ハルフライはカッコいいでしょう!?

No title

日本の海にもこんなに大型のカタマランが走っているいるとはびっくりです。若いクルーの方たちもいい経験が出来、さぞ満足でしょうね。動画の最後のシーンのシーンは最高にかっこいいです!!

No title

> マジソンさん

久し振りに若い人と一緒にクルーで乗り込みました。
脚を引っ張らないようにするだけで精いっぱいでした。
Mil Graceチームのコーチの方々はきっと大目に見てくれたのでしょうね。

でも若い力っていいですね。

No title

若い方々とご一緒で頑張っていますね。

それにしても行動範囲と交友関係が広いですね。

No title

> 黒ラブ君

外国だともっと大型のものがあります。しかも水中翼付きのものもあります。

外洋を航行出来るものもあります。
この形の艇は日本ではまだまだ普及していませんね。

No title

クラフト親父さんのブログを見ていて、カタマランと言う双胴艇ヨットの事を初めて知りましたが、更に大きなタイプもあるんですね!?

しかもあんなに高く舞い上がるなんて凄いですね~

No title

> Cool Japanさん

トーネードに比べたら重量があり一つ一つの動作は機敏ではありませんが、その分乗り心地は良く遥かに落ち着いています。

ただ決して鈍感という訳ではなく、ハルフライもします。物凄くダイナミックな光景でした。

No title

動画見ました。

いつも見ている親父さんの船は、いかにも軽々としていますが、動画の船はものすごく大きくボリュームがありますね。それがあんなに空を飛ぶなんて驚き!

すごい迫力です。
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クラフト親父

Author:クラフト親父
土木一筋45年後現在リタイア
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