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街で見かけたハイラックス 番外編 新型車発売

 
 地元の営業所にやっと配車された新型のハイラックスピックアップに試乗してきました。

 個人的な感想を幾つか述べたいと思いますが、まづは比較する二台の諸単元を書き出してみました。私の車の数値は車検証記載のもので、全長は発売当時のカタログ値ではありません。

   
 Hilux1736.jpg



Hilux1720.jpg
左側 新型車       右側 私の車
  
 全高は余り違わないのですが、新型車の方が車の底が低く車体の厚みがあります。
 カタログ上の全幅もたいして違いませんが、旧型の私の車はオーバーフェンダーだけで15cm近くあり荷台客室ともそんなに広くはありません。
 新型車は本体から広くボリューム感たっぷりで、荷台は広いです。

Hilux1721.jpg
サイドビュー
  
 旧型に比べると車体の深さはぐっと深くなり、脇に立っているとぐぐっと迫ってくるものがあります。
 全長は 5.33m もありホイールベースは 3.09m 、やはり長いです。しかも旧型でも 6.1m だった最小回転半径が何と 6.4m ! 街中で乗れるかなぁ? 
 オリジナルの足掛け板は射出アルミニウムにプラスチックカバーです。


Hilux1723.jpg
リアビュー
  
 これまたボリューム感のあるお尻! 先述の車体深さが増えた分荷台の深さも増えて、旧型の 40cm が 48cm に大幅増。
 お約束のリアステップバンパーも付いています。ただし脚の短い私としては、バンパーに乗っても後アオリを跨げるかなぁ?


Hilux1724.jpg
ハードトノカバー
  
 軟質プラスチックでてきたトノカバーが純正部品で付いています。172,800円します。
 このペラペラなのを「ハード」と呼ぶか? いいとこ2~3万円運賃1.5万円でしょう。

 荷台長が16cm 増えた分使い勝手は抜群に良くなり、2m 定尺の材料はすっぽり収まります。ここは最大のポイントでしょうね。

 ゴテゴテと色々な役物を装着した北米版と比べると実にスッキリとした、と言うか何もない荷台です。ただし荷台側壁の天端の厚さが細く、沢山市場で売られている後付け部品が、うまく装着出来るかが疑問です。トヨタ設計陣はそんなこと考えてないんだろうな・・


Hilux1735.jpg
すっきりした下周り

Hilux1727.jpg
 バンパー取付け部
 
 私のと比べると随分スッキリした梯子車枠回りです。梯子の形状そのものも平面に近く、あまり上下に曲がりくねっていません。構造的に無理がなく、力学的に強い形です。

 私の型式では副変速機だけが、ぼこっと下に飛び出ていて、せっかく全体的に稼いでいた最低地上高を下げていました。新型車は全体をまんべんなく下げていて、同じ最低地上高のまま車体深さを稼いでいます。さすがトヨタですね。

 昔からハイラックスの牽引力には定評がありますが、ダメ押しをするような梯子車枠とバンパー取付け部です。ボルト2本のみで止まっています。純正部品のカタログには牽引ヒッチメンバーの記載はありませんが、「さあ、自作してください」と言っているような構造ですね。まっすぐな直ステーで牽引バンパーに対応すると思います。

 これもカタログには謳っていませんが、ネットで得た知識によると牽引力は 3.5t 程度あるそうです。車両総重量よりも重いものを牽く事になります。おそらく牽引力は世界一でしょう。


Hilux1725.jpg
ディーゼルエンジン

Hilux1734.jpg
最前列部
  
 直列4気筒 2.4 ℓ のディーゼルエンジン搭載です。小排気量と侮っていましたが、ターボチャージャーとインタークーラーの採用で大トルク 40.8kg・m を発生します。営業所の周りを試乗運転させてもらいましたが、加速もパワーも申し分ありません。
 ディーゼルエンジンと言うことで 24V 車だと思っていましたが、全機器 12V で運用しているとのことでした。

 エンジン音も静かです。ただ比較対象がいつも乗っているうるさいハイラックスですけど・・
 エンジン内部もぎゅうぎゅう詰めと言うことはなく、適度な空間があります。追加機器も取り付けられそうですね。

 ちょっといただけないのが、エンジン前の空間 ( 上の写真黄色矢印 ) です。カバーがあって中身が良く見えませんが、グリルを透かして覗いてもなにもありません。単に恰好を付けるだけのものでしょうか?
 しかも今までの型式車では梯子車枠は最前列まで露出していて直に確認できましたが、新型車はカバーが掛かっていてそれが出来ません。

 ハイラックスの主な市場である東南アジア、中近東アフリカ、南アメリカやヨーロッパではトレーラー牽引までしか応用運転をしませんが、北米では車の前にスノープラウを装着して、雪掻きをすることも一般的です。その為フロント部のデザインも比較的平面的で、しかもラダーフレームは露出しています。
 長いヨットマスト積載用の鳥居やスノープラウを取り付けている私にとっても、ここは譲れないポイントですね。
  

Hilux1730.jpg  Hilux1729.jpg
前列            運転席

Hilux1731.jpg  Hilux1728.jpg
変速機周り           後部座席跳ね上げ
  
 車内では特筆するものはありませんが、久ぶりに新車の香りを嗅ぎました。前回は何十年前だったか!? 
 自分で着席した感触では、車内は空間の容量的に増減は無いと感じました。もともと狭い感じではなかったので、元のままでも問題はありません。

 最新の車ではありますが、ハイブリッド乗用車ほどの目新しさはありません。それぞれの機能が遠慮がちに新方式になっているだけです。
 後部座席の座面が跳ね上がって空間が生まれると謳っていますが、かえって狭くしている気がします。

 ひとつどうしても不必要な機能があります。スマートキーです。私達ヨットマンは自動車のキーをポケットに入れて海に出ます。海水に濡れたら一発で壊れますし、交換が高価なのです。出来たら普通の差し込むキーとの併用にしてほしい。

 短い試乗でしたが急発進や急ブレーキを繰り返してみました。どれも素直な反応です。わざと路面の凹凸を走ってみましたが、そんなに拾いません。クッションがゴツゴツしたトラックっぽさがなくなり、より乗用車に近づいたと思います。

 総合的にみて、私の年式車より確実に一回りは能力の大きな車ですね。魅力があります。
 ヤバイ、試乗しているうちに欲しくなってしまいました。

 ただ我が家のガレーヂは長さ 5.4m しかありませんし、この大きさと回転半径では街中運転は事実上不可能でしょうね。どうしようかねぇ~ 

 2~3週間したら自宅までの試乗も OK だと言うので、一旦ガレージに入れてみて考えようか、考えるまでもないか?



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非公開コメント

No title

> kazu さん

次期候補車であることは間違いないんですが、今の車は最低でも10年は乗ろうと思って購入しました。現在なにも不満はありません。

全長 5.3m 、回転半径 6.3m か~っ。それに400万円か~。

No title

次期候補車が出たのは、良い事ですね^^

自身の乗った車の中で、小回りきかねー><って、思ったのがランクル100でして・・。
それでも、最小回転半径5.9mでした(苦笑)ちなみに、サーフは、5.7m。。。

いつか・・購入記事、楽しみにしています!(笑)

No title

> Cool Japan さん

多分私だけですよ、こんな選び方をしているのは。

何てったって、ハイラックスで押したり引いたりしていますから。

No title

> FirstMESA さん

今のハイラックスにも不満の点はありません。ていうか、立体駐車場を含めて街中走行も出来る限度の大きさだと思います。しかもまだまだ16年14万キロですから、やっと慣らし運転が終わったところですし・・

でも新型車は素晴らしいなぁ~

No title

自分が自動車を選ぶ時とは全く異なった角度からの見方なので、驚いたり感心したりして拝読しました。

ただの乗用車ではない車種だとそうなるんでしょうね。

No title

こんにちは
詳細なインプレッション、ありがとうございます。
後輪跳ね上げは確かに微妙で、跳ね上げて使うシーンてあるの?な感じがします。
ナーフバーを自作されたばかりですが、インプレを読んでると、もうすっかり乗り換る勢いですね。(^-^)Y
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