FC2ブログ

ハリエンジュ

  
 私の住む南関東では余り見かけない樹種に「針槐(ハリエンジュ)」があります。別名「ニセアカシア」と呼び、以前は身近にありました。大昔私の通っていた小学校の校庭や近所の公園にも、普通に植えてありました。
 多数の鋭いトゲがあり、猛烈な繁茂力が手に負えない程なので次第に嫌われ、伐採されて姿を消しつつあります。ウィキペデアは→ニセアカシア

 ただその繁茂力は土木材料としては優秀で、今でも河川工法として多く使用されています。
 木材としての強度も高く、様々な構造材として使用されてきました。また北国の蜂蜜はかなりの部分が、ニセアカシアの花から採取されています。
 加えて、「薪」としての利用価値は高く、材がゆっくり燃焼するので火持ちが良く、しかもある程度湿っていても燃える等の利点があります。

19Maki_G1.jpg
伐採・玉切り
 
 昨年同時期に近郊でハリエンジュの立木を伐採、玉切りした写真です。
 樹肌外観は「ナラ」そっくりです。ソーチェーンに粘りつくことも無く、素直に切れました。割り作業も特に問題なく普通に割れました。
 

19Maki_G2.jpg  19Maki_G3.jpg 
乾燥1年もの              含水比1.0%
 
 敷地が狭い我が家では薪の蓄積量が限られ、1年乾燥で焚かざるを得ません。そのため乾燥をより促進させるため、屋根を掛けずに意識的に雨に晒しています。
 それで結構乾燥が進み、1年乾燥でも含水比は数パーセントになります。

19Maki_G4.jpg
焚き始め
 
 炉内温度が十分に上がり、他の薪が燃え切ったところでハリエンジュ投入。
 確かに余り炎も上がらずゆっくり燃焼している様子ですが、十分に暖かいです。
 
 燃え方に特徴があります。一部分が特別に燃えると言うことではなく、薪全体で燃焼が進みます。その割に灰になって下に落ちる部分が少なく、丁度電気式の薪ストーブに見られる「フェイク薪」の様な感じです。

19Maki_G5.jpg
焚き終わり
 
 燃焼の最後まで薪の形が崩れることなく残っています。不思議な燃え方です。

 北国の国交省河川事務所では不要になったハリエンジュを、定期的に薪ストーブ用に放出しているそうです。近ければ行きたいものです。





ブログランキング参加中  
にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味の工作へ 
にほんブログ村 
↑ポチっとクリックして下さい



スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

> 津軽薪道 さん

北国でも減少傾向にあるんですね!

「銀世界に薪ストーブ」って、薪ストーブ会社の商品カタログに出てきそうなシーンですね。
実際の生活は大変そうですね。

No title

こちら青森でもニセアカシアはありますが、減少傾向にありますね。
もう一面の銀世界で、薪ストーブに限らず各種ストーブが一日中つけっ放しです。
プロフィール

クラフト親父

Author:クラフト親父
土木一筋45年後現在リタイア
B型
文章・写真・図形・映像の無断転載はお断りします

カレンダー
02 | 2019/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
カウンター
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR